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FOR LOVERS

2011.04.02 Saturday

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『FOR LOVERS』   Satoru Ajimine Trio



drumskoの母校である大阪音楽大学Jazz科の講師でもある関西在住のピアニスト。
初のリーダー作で美しい旋律で紡ぎだされる一音一音に艶がありエバンス好きにはたまらない1枚です。
最初のワンフレーズだけでも鳥肌もので、メリハリのあるタッチに圧巻。
日本人離れしたフレージングと世界観のあるプレイはリスナーを癒します。

以下、ライナーノートより抜粋
届けられた試聴盤から流れてきたその音楽は、最初の1音から僕の心を強く動かし、すでに深夜であったにもかかわらず、二度三度と繰り返しCDプレイヤーのスタートボタンを押すことを強いた。そこには売れ線狙いの卑しい思惑など微塵もなく、自分が今届けたいのはこの音なのだ、という強い意志が-----音楽それ自体は、優しく平易で柔らかいにもかかわらず-----隅々まで漲っていた。(中 略)
ピアニスト自身の手になる<ニュートラル>の沈んだグルーブとメロディアスなテーマは、フュージョンやニューソウル、AORに親しんできた世代にはちょっとたまらないものだし、やはりオリジナルの<シェルフィッシュ>は、その柔らかな躍動とメジャーとマイナーが交錯するカラフルなハーモニーできく者の心を浮き立たせずにはおかない。
またスタンダードの<エスターテ>は、ピアニストのものではミシェル・ペトルチアーニが10代の時に録音したヴァージョンがこれまで僕のマイ・ベストだったのだが、安次嶺悟の演奏は、表現の深みという点ではそれをはるかに凌ぐ。
そして<ユー・アー・ソー・ビューティフル>。ここにきかれる切ないブルース・フィーリングとノスタルジックな響きは、そこいらに転がっている欧州系叙情派などには望むべくもない、演奏者の純心が映し出された希有な名演だと思う。
本作には書き加えておくべきことがある。それは録音の素晴らしさだ。近年ではめずらしいコンサートホールにおけるワンポイント・ステレオ録音の賜物だろうか、ここでは自然な残響の中で、演奏者の息づかいまでもが感じ取れるような緊張感が見事に捉えられている。この録音でなければ、安次嶺悟のデリケートなタッチをここまでリアルに体感することはできなかったのではないか。
この音楽が一人でも多くの人の許に届いてほしいと、心から思う。


安次嶺 悟   pf
小笹 了水         ba
加納 樹麻         dr

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